2004.12.28 Tuesday
『ハウルの動く城』を見た
生き生きとした魅力的で愛らしいキャラ、
細部までしっかりと描画されていて説得力のある世界観、
これらは文句なし。すばらしい。
でも各キャラの行動の動機や物語の背景などが説明不足だった。
原作(小説)があるということが影響しているのだろう。
この物語のメインは、ソフィとハウルの恋愛なので
そのあたりの情報を省略したのかもしれないが、あまり納得できない。
映画トータルとしては、いまひとつだった。
見る前の期待が大きすぎたのかもしれない。
最初は「なぜ戦争になったのか」がきちんと語られなかったことや
またラストでの唐突な展開などに大きな不満を感じた。
だが冷静に考えてみればこれも情報の省略によるもの。
恋愛ドラマがメインで、戦争は話を盛り上げるための背景にすぎないのだ。
原作にはない戦争の話をわざわざ入れておきながら、
戦争について説明不足ってどうかと思う。ちょっと安易すぎだよなぁ。
で、肝心な恋愛部分のお話なのだが、かなり少女漫画チックな作りだった。
冒頭でソフィとハウルが出会うシーンは典型的な巻き込まれ型。
陳腐な感じがしないでもないが、王道といえば王道だ。
子供からお年寄りまで幅広い年代から見られることを、
さらには世界の人に見られることを意識しているのだろう。
王道であればあるほど、より多くの人に理解される。
正直に言うとハウルの美形キャラっぷりに引いてしまった。
今までの宮崎アニメのラインからもちょっとはみ出てる顔だ。
そのせいで感情移入ができずわりと冷めた目になってしまった。
このハウルのキャラを素直に受け入れられるかどうかで、
この映画へのイメージがずいぶん変わるんじゃないだろうか。
賛否両論あったキムタクの声。
おれ的にはなんの問題もなかった。
(というかキムタクかどうかもわからんほどやった。)
むしろ気になったのは倍賞千恵子の声。
ソフィーの第一声で、ちょっと無理があるなぁと思った。
がんばって若い声を出そうとしている倍賞千恵子の顔が見えた。
途中からは気にならなくなったけど。
映画の内容について多くの人が多くの疑問を持ったようで下記のようなサイトもある。
■ ハウルの動く城 FAQ集
http://ahoeiga01.hp.infoseek.co.jp/hawl
細部までしっかりと描画されていて説得力のある世界観、
これらは文句なし。すばらしい。
でも各キャラの行動の動機や物語の背景などが説明不足だった。
原作(小説)があるということが影響しているのだろう。
この物語のメインは、ソフィとハウルの恋愛なので
そのあたりの情報を省略したのかもしれないが、あまり納得できない。
映画トータルとしては、いまひとつだった。
見る前の期待が大きすぎたのかもしれない。
最初は「なぜ戦争になったのか」がきちんと語られなかったことや
またラストでの唐突な展開などに大きな不満を感じた。
だが冷静に考えてみればこれも情報の省略によるもの。
恋愛ドラマがメインで、戦争は話を盛り上げるための背景にすぎないのだ。
原作にはない戦争の話をわざわざ入れておきながら、
戦争について説明不足ってどうかと思う。ちょっと安易すぎだよなぁ。
で、肝心な恋愛部分のお話なのだが、かなり少女漫画チックな作りだった。
冒頭でソフィとハウルが出会うシーンは典型的な巻き込まれ型。
陳腐な感じがしないでもないが、王道といえば王道だ。
子供からお年寄りまで幅広い年代から見られることを、
さらには世界の人に見られることを意識しているのだろう。
王道であればあるほど、より多くの人に理解される。
正直に言うとハウルの美形キャラっぷりに引いてしまった。
今までの宮崎アニメのラインからもちょっとはみ出てる顔だ。
そのせいで感情移入ができずわりと冷めた目になってしまった。
このハウルのキャラを素直に受け入れられるかどうかで、
この映画へのイメージがずいぶん変わるんじゃないだろうか。
賛否両論あったキムタクの声。
おれ的にはなんの問題もなかった。
(というかキムタクかどうかもわからんほどやった。)
むしろ気になったのは倍賞千恵子の声。
ソフィーの第一声で、ちょっと無理があるなぁと思った。
がんばって若い声を出そうとしている倍賞千恵子の顔が見えた。
途中からは気にならなくなったけど。
映画の内容について多くの人が多くの疑問を持ったようで下記のようなサイトもある。
■ ハウルの動く城 FAQ集
http://ahoeiga01.hp.infoseek.co.jp/hawl