「なんか面白いことない?」
とか言うやつがいる。
そんなやつのもとへ面白いことがやってくることはない。
面白いことは自ら行動して起こすものなのだ。
で、こないだ唐突に思いついた。
美容室へ行こう。
おれは今まで地元の散髪屋さんにしか行ったことがない。
髪型にも特にこだわったことはないし、染めたこともない。
美容室ビューで目指せ
小西大樹!
(骨格から変えないと無理です)
とりあえずネットで検索してみた。
どうやら最近は「ヘアサロン」と表現するようだ。
ハイカラでんなぁ。
「各階にカウンセリングスペースがあり、アットホームなスタッフがソファに座ってじっくりヘアスタイルの相談にのってくれる」
という初心者にもやさしそうなサロンがあったのでさっそく予約の電話を入れた。
「今日これから行きたいんですけど、予約お願いします。」
「ご希望の担当者をおうかがいします。」
「あのーはじめてなんで特に希望はないです。」
ほー。ヘアサロンは担当者を指名できるらしい。
「今回はどのようなメニューですか」
「は?」
「メニューです。カットとか。」
「あー、カットでお願いします。」
他にはパーマやカラーなどのメニューがあるようだ。
さて。心斎橋の美容室に到着。
16:30からの予約だったのだが美容師のお姉さんが登場したのは
17:00ごろになってから。それまでイスで雑誌を読んでた。土日は混んでるようだ。
身長160もないような小柄なお姉さんだった。八重歯がチャームポイント。
「どんな風にカットしますか。具体的なイメージはありますか。」
ヘアカタログを見ながらだいたいのイメージを相談。
耳も隠れるくらいのもさもさ頭になっていたので全体的に軽くすることに。
カットのイメージが決まったあとはいきなりシャンプー。
上向きの姿勢でシャンプーされたのははじめてかも。
(散髪屋さんは最後に前かがみの姿勢でシャンプーをするのが普通)
で、大きな鏡の前の席に移動して髪が濡れた状態のままカットがスタート。
かみそりのようなもので耳の上の部分をぞりぞり。
「はさみじゃないんですねー。」
「はさみだとかっちりしすぎちゃうんでレイザーを使うんですよ。」
「レイザー?あー、かみそりですね。」
「いえ、レイザーです。」
「あ、はい(^^;」
その後もカットしながら雑談するのだがどうも話がかみあわない。
余計に緊張して背中にへんな汗をかいてしまった。
カットが終わると「ちょっと流しますねー」って言われて
またシャンプー台へ移動。交代したお姉さんもまた小さい人だった。
その人がめっちゃかわいくてどきどき。
あー、顔にタオルなんか乗せなくていいのにーって感じやった。
また濡れた状態のまま鏡の前の席に戻る。
美容師さんがセットの方法を解説しながらワックスをつけてくれる。
髪が濡れた状態のほうがワックスがよくなじむらしい。
ドライヤーで乾かして、またワックスをつけて完成。
耳のラインよりも後ろの部分から立たせるのがポイントらしい。
うげっ。
これはおかしいでしょ。とは思うものの口には出せず。
ただワックスで動きを出すっていうのが面白かった。
勉強になりました。
最後の精算も小柄な美容師さんがしてくれた。
1300円のワックスもついでに購入。
「ワックスでいろいろセットをしてみてくださいね。
そしたらまた次回からの提案の幅も広がりますので。」
と言いながら会員カードと美容師さんの名刺をくれた。
総括。
ヘアサロンは店員もお客さんもかわいい子がいっぱい。
目の保養になりました。
(サービス内容についてじゃないんかい!)