ついにフルタイムの仕事をゲットしたーと思ったのだが
いろいろとよくない会社であることがわかったので
インターン(試用期間?)のまま辞めることにした。
メンバーに経験・スキルがなく、コンピュータの知識がないマネジャーは
ただ「とにかく作れ」「早く作れ」としか言えず、
品質管理どころかまともに動くものができるんかいなというレベル。
典型的なトラブルプロジェクト。
既視感ありすぎ。いけてない現場はどこも同じか。
退職した前任者が作りかけていたAndroidアプリには設計書などの
ドキュメントは一切なく、あるのはソースコードのみ。しかもコメントはほとんどなし。
テンプレートのような展開ばかりだった。
ただ個人的に学ぶことはいろいろあった。
バージョン管理システムが使われてなかった(*1)ので、
おれがチームで使う用にGitサーバーの構築(*2)をしたり、
新規のAndroidアプリのUI(画面)を作ったのはいい経験になった。
辞めるときにはマネジャーから
「あなたは他のメンバーからの評価もいいし、いつでも戻ってきていいよ」と言われた。
この感覚がアメリカっぽいなーと思った。
みんなどんどん転職するのが当たり前やし、元の会社に戻ることも普通にあるみたい。
さて、春学期の終了(5/17)と同時に大学でのバイトも終わったし、
これで完全に無職(専業主夫?)状態になった。
がんばって次を探すかー。
(*1)バージョン管理システムが使われてなかった
ソースコードを書く現場でこれはありえない気がする。
退職した前任者のソースコードをもらうときに
Aさん「共有フォルダーにあると思う。でも念のため前任者にメールして確認するわ」
Bさん「あ、それ私が修正したから最新版は私のローカルにある」
というようなやりとりがあった。
(*2)Gitサーバーの構築
Gitは分散型なので「Gitサーバー」という表現は適切でないかもしれないが、
用途的には「サーバー」だったし便利だったのでこの表現を使っていた。
Windows Server 2008にCygwinをインストール、Git用のユーザーを作成、
sshdの設定をSSH鍵認証のみ接続可に変更、SSH鍵の作成&設定、
作成中の各アプリの最新版を確認し対応するベアリポジトリを作成、などの作業をした。
当然、他メンバーへのGit導入支援もする必要があった。
GitもCygwinもSSHの設定もはじめての経験だったのでかなり苦労したが
その分学ぶことも多かった。